246を歩いたよ
先週は、めずらしく青山に行ってきた。南武線から田園都市線に乗り換えて、表参道駅へ。まず、岡本太郎記念館へ行く。実家を空襲で失った岡本太郎が、のちに自宅兼アトリエとして建築した建物が、記念館になっている。こういう経緯なので、路地を歩いた、住宅街のなかにあり、場所が分かりにくい。建物の中は、土足禁止とリサーチ済み。記念館あるあるだが、備品の袋では、短下肢装具は入らないことが多い。今回も、同様だった。自前の袋を持っていっていたので、スタッフの方に許可を頂いて、これを使う。
室内の展示物は、そう多くない。作品のほとんどが、川崎の美術館にあるためか。それでも、やはりこの「場」は来る価値がある。とくに、アトリエ。部屋が、画材も含めて実物がそのままに公開されている。10時の開館と同時に入ったので、日が高くなりつつあるころ。採光の良い大きな窓から、光が差し込んでいる。白い壁も相まって、とても明るい。天井から、おなじみの太陽の顔が吊るされ、輝いていた。作業机をにらみながら、創作と格闘している太郎さんの姿が想像できるような、そんなエネルギーに満ちた空間だった。
さて、この日は用事がもう一つ。FC東京VS横浜F・マリノスを観るため、国立競技場へ。地下鉄に乗っても良いものの、回り道になるので、どうせなら、と、青山通りを歩いて散策することにする。ただ、花粉がキツい。スタジアム内で風を受けたらツラくなるだろうと思い、ドラッグストアに入って箱ティッシュと薬を入手。鼻をかんでスッキリすると、良い匂い。横が「天馬」というカレー屋さんだった。せっかくなので、ランチに入る。歩いてみると、こういう偶然があるのが良い。
土地柄か、国立競技場への道沿いには、デザイナーが設計したと思われる面白い形の建物が立ち並んでいるので、飽きない。約30分歩いて、到着。とりあえず席に向かったものの、間違えて座ってしまったり、ペットボトルの飲み物を買うために、再入場したりと、バタバタした。が、試合開始には間に合って、一安心。開始30秒で点が入ったこともあり、なおさら。その後に着席した人も散見したので、見逃した人もいたのではないか。
席は、コーナーフラッグを見据える、ピッチの角の上。試合を斜めに観る。新鮮な目線で、面白い。ホーム側で、FC東京を応援。前半は、4バックの守備陣がよく見えた。一方、後半になると攻撃が向かってくる大迫力。後半も、すぐに得点。びっくり。ただ、向こう側のサイドで何が起こっているのかは、よく分からない。2点目の佐藤選手のゴールは、ボールが見えたと思ったら、入っていた。帰宅後ハイライトを観て、股抜きのシュートだったと知る。現地で見た試合こそ、何が起こっていたのか、実況解説を聴きながら見直したい。DAZNの課金、要検討。
現地の醍醐味は、やはり臨場感。東京ラプソディのチャントを聴きながら、藤山一郎と岡本太郎が小学校の同級生だったことを思い出す。岡本太郎記念館には、去年から行きたいと思っていたところに、国立開催が重なって、こういう予定になったが、楽しい一日だった。
